富士通は、Webサイトのアクセシビリティをチェックするためのツールを強化した。5月18日から、同社のWebサイト(http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/)で公開し、無償提供する。
5.0では、チェック可能な項目を旧版(4.0)の68個から89個に増やした。例えば、音声読み上げソフトが正しく機能するように、「東 京 都」のように一つの単語にスペースや改行を入れていないかがチェックできる。また、問題点の表示方式を改良し、一覧画面で選んだ問題点が画面上のどこにあるかを赤枠で示すようにした。
WebInspector Version 2.0を初めて使った時は一晩どうしたら改善できるかと悩んだのですが、WebInspector Version 2.0自体のチェックが甘く、アクセシビリティを理解するうちに問題なく対応できるようになった。
今度のWebInspector Version 5.0は、どの程度厳しくチェックしてくれるのか楽しみです。