Mac上でのMovable Type環境を構築

テストやテンプレートの開発を実際のサーバ内で行うにはサーバーに負荷をかけてしまうので、ローカルのMacにMovableTypeをインストールしている。Berkeley DBで稼動していたのだが、4.0では利用できないので、SQLiteを使えるようにしてみた。

しかし4.0betaにトライしたが未だ動かず、原因を調査中

以下、覚書

MAMPのインストール

Apache・MySQL・PHPがパッケージとなっているMAMPを利用する。インストールは簡単、アプリケーションフォルダに入れるだけ。 Dashboard Widget MAMP Controlをインストールすると起動も簡単に行える。

MovableTypeのインストール

ダウンロードしたMovableType3.35を解凍し出来たフォルダをmtにリネーム、MAMP/cgi-binへ入れる。mtフォルダの中のmt-staticフォルダをMAMP/htdocsへ移動する。

http://localhost:8888/cgi-bin/mt/mt-wizard.cgiにアクセスすると通常通りのインストールウィザードが稼動するので、Berkeley DBで運用が出来る。

SQLiteでMovableTypeを動かす

今後はMovableType 4.0で作業を行うと思うのだがBerkeley DBが使えないので、MovableType 4.0を見据えてその他のデータベースで利用できるようにしておく。とりあえずこのブログと同じSQLiteを使用してみる。

以下のモジュール等が必要である

Xcodeのインストール

XcodeTools.mpkgをクリックすれば問題なし。

DBIのインストール

  1. ターミナルに cd 半角スペース と入力し、解凍済みの DBI-1.57(2007年6月23日現在)フォルダをターミナルの画面内へドラッグ・ドロップ、returnキーを押す。
  2. 以下のコマンドを一つずつ行う
    • perl Makefile.PL
    • make; make test
    • sudo make install

DBD-SQLiteのインストール

  1. ターミナルに cd 半角スペース と入力し、解凍済みの DBD-SQLite-1.13(2007年6月23日現在) フォルダをターミナルの画面内へドラッグ・ドロップ、returnキーを押す。
  2. 以下のコマンドを一つずつ行う
    • perl Makefile.PL
    • make; make test
    • sudo make install

MovableTypeのBerkeley DBをSQLiteに変換する

mt-db-convert.cgiを利用すれば簡単に書き換えが可能。

MAMPをインストール後、MovableTypeインストール以前にXcode・DBI・DBD-SQLiteをインストールしていればこの作業は不要。

Windows上でのMovable Type環境を構築するには以下のリソースが参考になる

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