2015年9月30日
前回、「Movable TypeからMovableType.netに移行する際に留意するポイント」としてエントリーしましたが、MovableType.netでの構築が進むといろんな問題が出てきた。
細かいことですが、気をつけたほうが良さそうなところがあったので紹介します。
mt:BlogLanguage
は、Movable Typeでは"ja"が出力されるが、"ja_JP"となる。
- 「画像の挿入」で、Movable Typeではstyle属性にmarginが追加されるが、挿入されない。
- 概要の文字数が40文字。
<$mt:EntryExcerpt words="80"$>
などと指定する必要がある。
mt:SetVar
とかmt:If
などの記述で1行空行が出力される。 MT4の頃のように改行なしで書く必要がある
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2015年9月21日
あるサイトをMovable TypeからMovableType.netに移行させた時に、Movable Typeとくらべて多少機能が不足していた。
覚書および、これからMovableType.netを使ってみたいとお考えの方の参考になればと思い記事にした。
- ネイキッドドメインが使えない
- アーカイブテンプレートに設定される予約変数が設定されていない
- regex_replaceが使えない
- カテゴリソート機能がない
- 記事のアーカイブパスが2種類しかない
- .htaccessが使えない
ネイキッドドメインが使えない
移行前のサイトはwww.example.comもexample.comにリダイレクトさせていた。MovableType.netではwww.なしのネイキッドドメインが利用できないために、example.comでアクセスするとエラーとなる。移転案内の記事を作成して対応。
アーカイブテンプレートに設定される予約変数が設定されていない
テンプレートの判別ができないと思ったら予約変数が設定されていないようだ。それぞれのテンプレートに追加設定した。
regex_replaceが使えない
Movable Typeでは、空行の削除や日付けの空白処理に利用していたが、それが全くできなくなった。これは諦めた。
カテゴリソート機能がない
仕方なくMT3時代のように「カテゴリの説明」を利用した。カテゴリ名に数字を入れ表示にはmt:CategoryDescription
を使用
記事のアーカイブパスが2種類しかない
旧サイトは「category/sub-category/entry-basename/index.html」で出力していたが、しかたなく「category/sub-category/entry-basename.html」とした。
.htaccessが使えない
スムーズに移転するためにネイキッドドメインやアーカイブパスの問題をリダイレクトして解決しようと思ってもできない。幸い(アクセスも)小規模サイトなのであまり問題にしなかった。
以上のように、なかなか難しい。新規のMovableType.netを利用したサイトでは問題になることも少ないが、Movable TypeからMovableType.netへの移転の際には留意すべきポイントだ。
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