クリエイティブ・コモンズのライセンスを裁判所が支持

元MTVのスターVJがオランダの雑誌を訴えた裁判で、オランダの裁判所はCreative Commonsのライセンスが法的拘束力を持つとする判決を下した。

クリエイティブ・コモンズのライセンスを裁判所が支持

「オランダの裁判所が下した判断は、Creative Commonsのライセンス規定に対する明示的な同意や認識が無くても、ライセンスを受けたコンテンツにはライセンス規定が自動的に適用されることを正式に認めており、大きな注目に値する」(CCC)

クリエイティブ・コモンズのライセンスを裁判所が支持

MovableTypeの無料テンプレート配布にもクリエイティブ・コモンズのライセンスを明記している。

帰属. あなたは原著作者のクレジットを表示しなければなりません。

非営利. あなたはこの作品を営利目的で利用してはなりません。

同一条件許諾. もしあなたがこの作品を改変、変形または加工した場合、あなたはその結果生じた作品をこの作品と同一の許諾条件の下でのみ頒布することができます。

表示 - 非営利 - 継承 2.1 日本 (CC BY-NC-SA 2.1)

著作権のあいまいな日本、クリエイティブ・コモンズ自体が良く認識されていない中での効果はどの程度なのでしょうか。

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最適化(オプチマイゼーション)するべき相手は誰ですか?

昔、新しく作る会社やお店の名前を考える時、無理やり「ア」で始まる名前にこだわる人がいた。理由は職業別電話帳の最初に載るから、というもので、つまりは職業別電話帳で上位に掲載されれば問い合わせ電話が掛かってくる、と期待しての「ア」なのだ。そもそも社名とは会社のビジョンや経営理念、得意技などを表現すべきものだが、それを職業別電話帳の索引に最適化して決めようというのはいかにも本末転倒な気がしたが、私にはこれが今の SEO や SEM ブームと重なって見える。

最適化(オプチマイゼーション)するべき相手は誰ですか?

私はクライアントに「最適化(オプチマイゼーション)すべきはサーチエンジンのロボットプログラムではなく『ターゲット』です」と繰り返し提唱しているのはこうした理由からなのだ。ERPなら経営企画部門や経営者層だし、ストレージなら情報システム部門、人事給与システムなら人事と経理と情報システムの各部門がターゲットになる。

最適化(オプチマイゼーション)するべき相手は誰ですか?

先日、あるサイトを運営するところの責任者の方が「Webサイトの効果がない」とのご相談にみえた。いろいろお話をしましたが、結局マーケティングやSEOについては一切触れず、まったく違うところを指摘した。

最適化(オプチマイゼーション)すべきところは、案外見落としているのかもしれません。

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